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■タイでは、丸刈りの頭では僧侶として認められません。剃らないとダメです。 ■地方へ行くと、お釈迦様の時代を想像させるような生活に触れることが出来ます。 |
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タイでは90パーセント以上の人が仏教信者と言われています。沢山の寺院があり、早朝には托鉢をする僧侶と、その僧侶に喜捨する人々をよく見かけます。 大都市ではサングラスにサンダル履き、記念撮影をするとチップを要求する観光用?と思われる僧侶も見かけますが、国全体では仏教国の名にふさわしい風格を備えています。路線バスには僧侶専用の席が設けられています。
同じ仏教国ですが、日本とは寺の雰囲気も僧侶の雰囲気も、かなり異なります。これは基本的に仏教の考え方が異なるからです。 タイをはじめ、スリランカ、ミャンマー、カンボジア、ラオスなど南方の国の仏教は、南伝仏教なんでんぶっきょうあるいは上座部仏教と呼ばれます。それに対し日本や中国、韓国、モンゴル、チベット、ベトナム、台湾など北の方に伝わった仏教は北伝仏教と呼ばれ、対照的な存在です。 どこが異なるのかは、こちらを御覧下さい。
日本のお寺では、色々な仏様が祀られていますが、南伝仏教ではお釈迦様のみです。仏・法・僧の三宝を純粋に保持しています。 仏はお釈迦様で、お釈迦様に近い存在になる、あるいはお釈迦様の加護を受けるため、日々お参りをします。 一般信者は五戒=五つの戒律を守り、僧侶は227の戒律を守り、生活します。
ここで紹介する写真は、いずれもタイ国チェンライ県バンホエヒンラートナイ村で2009年8月および2010年8月に撮影したものです。 各写真はクリックすると大きくなります。 |
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囲いの中には大小たくさんのお釈迦様が祀られています。 |
絵も彫刻もお釈迦様のみです。 | 僧侶は定期的に村を訪れ、色々な相談ごとにも応じてくれます。 |
本堂の右後方に、僧侶が滞在中に使用する専用の建物があります。 |
村人の家の仏棚? やはりお釈迦様のみです。 |
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